株主優待でつなぎ売り(クロス取引)をするとき、どの銘柄でつなぎ売りができるのかを迷う人も多いと思います。
つなぎ売りとは、株主優待が欲しい銘柄に対して「信用売」と「現物買」の注文を同時に行うことです。これで、株主優待取得後に株価が下落しても、損をせずに株主優待をもらうことができます。
しかし、株主優待がもらえる銘柄のすべてでつなぎ売りができるわけではありません。また、つなぎ売りできる銘柄は、証券会社によって異なります。
このとき、つなぎ売りできる銘柄をうまく検索できれば、候補となる銘柄を見つけやすいはずです。
そこでこのページでは、つなぎ売りで人気なSBI証券、楽天証券、松井証券の3社の検索方法をお伝えします。
目次
SBI証券からのつなぎ売り銘柄の検索方法
①「株主優待」をクリック
SBI証券にログイン後、銘柄をさがすの「株主優待」をクリックします。
②「優待権利確定月」、「一般売り」をクリック
検索条件を絞るために、「優待権利確定月」と「一般売り」をクリックします。今回は、10月に「一般信用売り」でつなぎ売りができる銘柄を探しています。
管理人が「制度信用売り」でつなぎ売りをしない理由は、株不足のときに「逆日歩(ぎゃくひぶ)」が発生すると、余分に費用を請求されてしまうのが嫌だからです。
③つなぎ売りできる銘柄がわかる
今回は、つなぎ売りできる銘柄が11件該当しました。
あとは、「優待情報の詳細を見る」をクリックして内容を見ていき、つなぎ売り銘柄を決めていきます。
また、つなぎ売り銘柄が決まったら、「売建受注枠確認はこちら」をクリックして、売建受注枠に空きがあるかを確認します。
SBI証券の詳しいつなぎ売りのやり方や注意点は、管理人の体験談を参考にしてください。
楽天証券からのつなぎ売り銘柄の検索方法
①一般信用売建銘柄の確認
楽天証券にログイン後、「国内株式」→「信用取引情報」→「一般信用売建銘柄」をクリックします。
直近で一般信用売建ができる銘柄を見つけるために、弁済期限「14日」を選択し、「表示する」をクリックします。今回は10月につなぎ売りできる銘柄が表示されます。
②次回につなぎ売りできる銘柄がわかる
今回は、つなぎ売りできる銘柄が15件表示されました。
あとは、「優待情報」をクリックして内容の詳細を見ていき、つなぎ売り銘柄を決めていきます。
また、つなぎ売り銘柄が決まったら、「新規」をクリックして注文内容を途中まで入力すると、売建可能数量に空きがあるかが確認できます。
楽天証券の詳しいつなぎ売りのやり方や注意点は、管理人の体験談を参考にしてください。
松井証券からのつなぎ売り銘柄の検索方法
①優待取りのつなぎ売り銘柄をチェック
松井証券でつなぎ売り銘柄を見つけるときは、別の画面が必要になります。
ここで、グーグルから「松井証券 優待取りのつなぎ売り銘柄をチェック(無期限信用)」と検索をすると、つなぎ売り銘柄を見つけられるページが上位に出てきます。
画像のようなページが出てきたら、権利確定月をクリックすると、つなぎ売りできる銘柄が表示されます。今回は、「10月」をクリックしています。
②つなぎ売りできる銘柄がわかる
今回は、つなぎ売りできる銘柄が4件表示されました。
あとは、「銘柄名」をクリックして優待内容の詳細を見ていき、つなぎ売り銘柄を決めていきます。
松井証券の詳しいつなぎ売りのやり方や注意点は、管理人の体験談を参考にしてください。
つなぎ売り(クロス取引)についてもっと知りたい人は、良ければ以下のページを参考にしてください。
「初心者でもできる! 株主優待でつなぎ売り(クロス取引)の方法を伝授!」
「つなぎ売りのメリット・デメリット、方法や注意点」、「つなぎ売りでおすすめな銘柄」、「つなぎ売りで使うべきネット証券」について書かれたページに移動できるようにまとめてあります。