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初心者の株主優待のはじめ方

初心者のために株主優待の知識の提供。早稲田大学大学院ファイナンス研究科を卒業の管理人が執筆、公認会計士が監修のサイト。

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つなぎ売り(クロス取引)
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株主優待でつなぎ売り(クロス取引)のメリット・デメリットは?

株主優待でつなぎ売り(クロス取引)のメリット・デメリットは?

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あなたは、株主優待取得後に、株価が下落して困ったことはありませんか?

実は、株主優待をもらえる権利が確定した直後は、株価が下がりやすいのです。なぜなら、株主優待や配当金をもらえる権利がしばらくなくなるからです。これを専門用語で「権利落ち(配当落ち)」と言います。

このとき、つなぎ売り(クロス取引)をすれば、株価が下落しても、損をせずに株主優待をもらうことができるのをご存知でしょうか?

つなぎ売りは、「信用売」と「現物買」を同時に行っているため、株主優待取得後に株価がどちらに動いても損益を相殺できるのです。つまり、株価が上がろうが下がろうが、損益が0円になります。

このように、魅力的なつなぎ売りですが、実施する上でいくつかの注意点があります。つなぎ売りのやり方を間違えてしまうと、株主優待の内容以上の取引手数料を支払うことになり、結果的に損をしてしまいます。

そこでこのページでは、つなぎ売り(クロス取引)のメリット・デメリット、方法や注意点をお伝えします。つなぎ売りをいつ、どうやってやるのかがわかるようになると思います。

目次

  • 1 つなぎ売り(クロス取引)のメリット、デメリット
    • 1.1 つなぎ売り(クロス取引)のメリット
      • 1.1.1 ①株主優待の取得後に株価が下落しても損しないので、積極的に株主優待を狙える
      • 1.1.2 ②株の保有期間を短くすることができる
      • 1.1.3 ③つなぎ売り(クロス取引)は一種のスキル
    • 1.2 つなぎ売り(クロス取引)のデメリット
      • 1.2.1 ①普通の株主優待取得より、やり方が少し難しく、お目当ての銘柄で取引できない場合もある
      • 1.2.2 ②取引手数料が少し割高になる
      • 1.2.3 ③配当金はもらえない
  • 2 つなぎ売り(クロス取引)の方法
    • 2.1 つなぎ売り(クロス取引)のやり方
      • 2.1.1 1.権利付最終日の1週間前にやること
      • 2.1.2 2.権利付最終日(当日または前日)にやること
      • 2.1.3 3.権利付最終日の翌日にやること
  • 3 つなぎ売り(クロス取引)の注意点

つなぎ売り(クロス取引)のメリット、デメリット

つなぎ売り(クロス取引)を検討している人のために、まずメリットとデメリットを簡単にお伝えします。

つなぎ売り(クロス取引)のメリット

つなぎ売りのメリットを大きく3つお伝えします。

①株主優待の取得後に株価が下落しても損しないので、積極的に株主優待を狙える

これは、最大のメリットと言えます。なぜなら、株価の下落を気にしてしまうと、優待をもらうことをためらってしまうからです。

しかし、少し余分に取引手数料を払えば、損するリスクなく優待がもらえるので、積極的に株主優待を狙うことができます。

ここで、つなぎ売りは、株主優待取得後に株価がどちらに動いても、損益を相殺できる理由をもう少し詳しく説明します。

例:マクドナルド5,000円、100株をつなぎ売り(「信用売」と「現物買」)をしたとします。

ケース1:株価が5,100円へ上がったとき

現物買いによる1万円のプラス。一方、信用売りによる1万円のマイナス。つまり、損益合計0円。

ケース2:株価が4,800円へ下がったとき

現物買いによる2万円のマイナス。一方、信用売りによる2万円のプラス。つまり、損益合計0円。

このように、「信用売」と「現物買」を同時に行っているため、株価がどちらに動いても損益を相殺することができるのです。

結果、株価の変動を気にせず、積極的に株主優待を狙うことができます。

②株の保有期間を短くすることができる

つなぎ売りをすることで、株の保有期間を実質的に短くすることができます。つまり、権利付最終日と権利落ち日の2日間だけ株を保有していればいいのです。

これは、普通に株主優待をもらうときにも当てはまることです。しかし、実際には、株価が下落したとき、損をするためすぐに株を売れないのです。

管理人の体験では、2ヶ月くらい保有をしていれば株価が回復することが多いので、それまで待つ必要があります。

このとき、つなぎ売りでは、株価の変動を気にしなくて済みますので、すぐに株を売ることができるのです。結果的に、株の保有期間を短くすることができ、来月の株主優待に同じ資金を使うことができます。

③つなぎ売り(クロス取引)は一種のスキル

つなぎ売り(クロス取引)ができるようになると、欲しい物を安く入手できるようになります。なぜなら、例えば、1,000円くらいの取引費用で、3,000円相当の優待を損するリスクなくもらうことができるからです。

そのため、管理人は、10回以上つなぎ売り(クロス取引)をして株主優待を頂いています。

一番成功した例は、「オリエンタルランド」から1デーパスポート(7,400円分)を取引手数料1,500円くらいで入手したことです。

逆に、一番の失敗例は、約900円の取引手数料をかけて、1,000円分のクオカードを入手したことです。

これは、あまり意味がありませんでした。このとき、優待内容が2,000円相当以上ないと、つなぎ売りをしても旨みが無いことを知りました。

このように、つなぎ売り(クロス取引)ができるようになると、欲しいものを安く入手できるので、身に付けておいて損はありません。

つなぎ売り(クロス取引)のデメリット

つなぎ売りのデメリットを大きく3つお伝えします。

①普通の株主優待取得より、やり方が少し難しく、お目当ての銘柄で取引できない場合もある

つなぎ売りは、権利付最終日に「信用売」と「現物買」を同時に行う必要があるので、少しややこしく感じるかもしれません。

しかし、実際、つなぎ売りの手順自体はそこまで複雑ではありません。そのため、一度できるようになれば、その後は簡単にできるようになります。

一方、つなぎ売りで株主優待をもらおうとすると、お目当ての銘柄で取引ができずに優待がもらえない場合もあります。

特に、人気な優待の場合、みんながつなぎ売り(クロス取引)をするため、在庫株が品薄になることが多いです。

対策としては、つなぎ売りする銘柄の候補を複数挙げておくこと、つなぎ売りできる証券会社を複数利用することです。

なぜなら、つなぎ売りの在庫株は、証券会社ごとに用意されるからです。そのため、同じ銘柄でも、A社でつなぎ売りができなくても、B社でつなぎ売りができることもあります。

②取引手数料が少し割高になる

つなぎ売りの取引手数料は、一般の株取引より少し割高になります。なぜなら、信用売りをすることになるからです。

以下に、つなぎ売りの手数料計算式を載せます。

つなぎ売り手数料=「現物買」手数料 +「信用売」手数料 + 貸株料 + 「現渡」手数料

実際には、銘柄の約定金額によって、つなぎ売りの手数料は変わってきます。目安として、つなぎ売りの手数料は、1,000円くらいかかると考えてください。

そのため、管理人は、優待内容が2,000円以上の銘柄をつなぎ売りするようにしています。

ただし、約定金額が安いときは、つなぎ売り手数料はもっと安くなりますので、優待内容が安くても大丈夫です。

このように、つなぎ売りにかかる取引手数料は少し割高です。しかし、優待内容がそれ以上であれば、株主優待をお得に入手することができます。

③配当金はもらえない

残念ながら、つなぎ売りをすると、配当金をもらうことができません。

なぜなら、「現物買」と「信用売」を両方行っているため、もらえる配当金が相殺されるからです。

つまり、現物株を買って株主優待を取得するときに、配当金をもらえる権利も獲得できます。一方、一般信用取引(売り)もするため、配当落調整金と言うものを支払わなければなりません。

このような理由から、つなぎ売りをすると、相殺されるので配当金をもらうことはできないのです。

そのため、配当金よりも株主優待を重視している銘柄を狙うのも一つの方法です。

つなぎ売り(クロス取引)の方法

証券会社によって、つなぎ売り(クロス取引)の方法は多少異なります。そのため、このページでは、どこの証券会社でも共通する内容をお伝えします。

もし、つなぎ売りの方法を証券会社ごとに知りたい場合、つなぎ売り体験談のページをご覧ください。

つなぎ売り(クロス取引)のやり方

つなぎ売り(クロス取引)をするために、事前に準備がいりますので順番にお伝えします。

1.権利付最終日の1週間前にやること

・つなぎ売りする証券会社で「信用取引」口座の開設

・つなぎ売り銘柄の候補をいくつか出しておく

2.権利付最終日(当日または前日)にやること

権利付最終日の当日または前日に、「信用売」と「現物買」の注文を同時に行います。

例えば、「マクドナルド」でつなぎ売りをしようとするとき、100株を現物買い、100株を信用売りします。

このとき、同じ値段で約定させるために、株式市場が閉まっている当日朝9時までに注文を出しておくことがポイントです。

3.権利付最終日の翌日にやること

権利落ち日に「現渡(品渡)」をして、つなぎ売りの取引を完了させます。

つなぎ売り(クロス取引)の注意点

つなぎ売りのデメリットの説明で、注意点について少し触れました。一方、ぜひともお伝えしておきたい注意点がもう一つあります。

それは、「信用売」をするときに、「一般信用取引」でつなぎ売りをするべきだと言うことです。

信用取引には、「制度信用取引」と「一般信用取引」の2種類あるのですが、特に初心者には「制度信用取引」はおすすめしません。

なぜなら、「制度信用取引」をした場合、株不足のときに「逆日歩(ぎゃくひぶ)」が発生すると、余分に費用を請求されてしまいます。

逆日歩が発生して、運が悪いと費用が数千円余分にかかることもあるようです。結果的に、優待内容以上の取引費用がかかり、大幅に損をしてしまうことも考えられます。

そのため、管理人も、つなぎ売りは「一般信用取引」のみで行っていて、余分なリスクを負わないようにしています。

ここで、どのような銘柄をつなぎ売り(クロス取引)するべきか、分からない人もいるかと思います。

当サイトの以下のページからも、「株主優待のつなぎ売り(クロス取引)でおすすめな銘柄を紹介!」を紹介しているページに移動できるようになっていますので、良ければ参考にしてください。

「初心者でもできる! 株主優待でつなぎ売り(クロス取引)の方法を伝授!」

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