特に初心者の方は、株主優待を取得するとき、どの証券会社を使うべきかがよく分からないかと思います。
株主優待には、自社商品の詰め合わせ、割引きチケット、食事券、お米、金券(クオカード、商品券、図書カードなど)などがあり、企業によって優待内容が異なります。
ここで、なんとなく、株主優待をもらうために、松井証券かむさし証券を利用することが良いのを知っている人も多いはずです。しかし、どちらを使うべきかを迷っている人もいるのではないでしょうか?
管理人は、「取引手数料」や「株主優待銘柄の検索機能」で考えると、松井証券の方が使いやすいかと思います。
そこでこのページでは、松井証券とむさし証券について、もう少し詳しくお伝えします。
目次
株主優待取得では、むさし証券より松井証券の方が使いやすい
むさし証券より松井証券の方が、株主優待取得時に役立つかと思います。
そこで、株主優待をもらうとき、松井証券、むさし証券を使うメリットをそれぞれ説明します。
また、どのような人が松井証券、むさし証券に向いているかもお伝えします。
松井証券を使うメリット
株主優待をもらうとき、松井証券を利用するメリットを2つお伝えします。
1.松井証券は、約定代金10万円までの取引手数料が無料
証券会社名 | 10万円まで | 20万円まで | 30万円まで | 50万円まで | 100万円まで |
松井証券 | 無料 | 300円 | 300円 | 500円 | 1000円 |
上記の表に、松井証券の「1日定額制」の手数料を載せています。なぜなら、松井証券は、「1回あたり」の手数料コースがないからです。
表からも分かるように、松井証券は約定代金が30万円を超えると取引手数料がやや高めになります。
しかし、30万円までなら、株の売買手数料は安い方です。特に、約定代金10万円までなら、無料で取引を行うことができます。
2.松井証券は、株主優待の銘柄を探しやすい
上の画像にあるように、松井証券は、優待検索の機能が充実しているため、優待を探しやすいです。
例えば、「優待権利確定月」で月を選べば、次回もらえる株主優待を簡単に探すこともできます。
松井証券を使った株主優待取得の体験談は、「松井証券を使って株主優待をもらう方法を解説!」に書いてありますので、良ければ参考にしてください。
むさしを使うメリット
株主優待をもらうとき、むさし証券を利用するメリットを2つお伝えします。
1.むさし証券は、取引手数料がトップクラスで安いので、株主優待取得に向いている
証券会社名 | 10万円まで | 20万円まで | 30万円まで | 50万円まで | 100万円まで |
むさし証券 | 75円 | 95円 | 175円 | 175円 | 320円 |
上の表に、むさし証券の「1回あたり」の株式売買手数料(税抜き)を約定代金ごとにまとめています。
表からもわかるように、むさし証券は取引手数料がトップクラスで安いです。
2.むさし証券は、銘柄の検索ができる
上の画像にあるように、むさし証券は、銘柄の検索をすることができるので、株の取引はしやすいです。
しかし、残念ながら、むさし証券には株主優待の検索機能がありません。そのため、株主優待の情報は外部から入手する必要があります。
このように、株主優待においてはあまり使いやすくはありませんが、むさし証券を使うメリットはあります。それは、売買手数料がトップクラスで安いことです。
つまり、少し気は引けますが、他の証券会社で優待銘柄を検索して、むさし証券で買い付けをすれば売買手数料を最も安く抑えることができます。
むさし証券を使った株主優待取得の体験談は、「むさし証券を使って株主優待をもらう方法を解説!」に書いてありますので、良ければ参考にしてください。
松井証券が向いている人
少額取引がしやすい証券会社
松井証券は、売買手数料はあまり安くありませんが、少額取引であれば話は別です。特に、約定代金10万円までなら、無料で取引できるのがありがたいです。
また、松井証券は、無料ツールが充実していて、優待検索もしやすい証券会社です。
そのため、株主優待を取得するとき、少額取引から始めたいと思う初心者でも、使いやすい証券会社と言えます。
松井証券の株主優待以外の情報は、「松井証券の評判は? 口座開設の手順(画像付き)と注意点を解説!」のページに書いてありますので、良ければ参考にしてください。
むさし証券が向いている人
売買手数料がトップクラスで安い証券会社
むさし証券は、売買手数料がトップクラス安い証券会社です。
既に証券口座を持っている人も、むさし証券を使うことで、株主優待をさらに安くもらうことができます。
コスト重視で株主優待を得たい人は、むさし証券を使ってみてはどうでしょうか?
また、むさし証券は、信用取引手数料もトップクラスで安いです。
詳しくは、「むさし証券の評判は? 口座開設の手順(画像付き)と注意点を解説!」に書いてありますので、良ければ参考にしてください。
株主優待をもらうとき、松井証券とむさし証券のどちらが良いか?
取引手数料、株主優待銘柄の検索機能で見たとき、松井証券の方が使いやすいとお伝えしました。
なぜなら、松井証券では、優待内容を検索することができるからです。一方、取引手数料では、むさし証券の方が全体的に安いです。
どちらを優先するかは人によるかと思いますが、松井証券の口座を作っておけば、株主優待をもらうときに役立つはずです。
もしくは、両方の証券口座を作っておいても良いかと思います。そうすれば、松井証券で株主優待を検索して、むさし証券で最も安く買付をすることもできます。
どちらの証券会社も、証券口座の開設費や管理費は無料です。仮にあまり使わなくなったとしても、費用はかからないので心配いりません。
証券口座は、それぞれ公式サイトから開設できます。