GMOクリック証券は、知名度はそこまで高くありませんが、手数料が安くて使いやすいです。そのため、GMOクリック証券の口座を開設しようと考えている人も多いはずです。
しかし、「GMOクリック証券を選んで良いのか? どのように口座開設すれば良いのか? 」が疑問な人もいるかと思います。
そこでこのページでは、「GMOクリック証券の特徴、口座開設の手順(画像付き)と注意点」をお伝えします。
目次
GMOクリック証券の特徴3つ
GMOクリック証券をおすすめできる理由はいくつかあるのですが、ここでは厳選した3つの内容をお伝えします。
1.GMOクリック証券は、取引手数料が安いので、株主優待取得に向いている
GMOクリック証券は、ネット証券の中でも株の売買手数料がトップクラスで安いです。
以下の表に、証券会社の「1回あたり」の株式売買手数料(税抜き)を約定代金ごとにまとめています。
証券会社名 | 10万円まで | 20万円まで | 30万円まで | 50万円まで | 100万円まで |
むさし証券 | 75円 | 95円 | 175円 | 175円 | 320円 |
GMOクリック証券 | 88円 | 98円 | 241円 | 241円 | 436円 |
SBI証券 | 90円 | 105円 | 250円 | 250円 | 487円 |
楽天証券 | 90円 | 105円 | 250円 | 250円 | 487円 |
マネックス証券 | 100円 | 180円 | 250円 | 450円 | 1000円 |
表からもわかるように、GMOクリック証券は、取引手数料がネット証券の中でもかなり割安です。
ただ、正直に言うと、手数料は最安値ではありません。しかし、株主優待の検索機能なども充実していて使いやすいので、管理人のお気に入りの証券会社です。
GMOクリック証券から株主優待を検索して取得する方法は、当サイト内の「GMOクリック証券を使って株主優待をもらう方法を解説!」に載せていますので、良ければ参考にしてください。
2.GMOグループの株主優待をもらうと、取引手数料がキャッシュバックされてお得
上の画像にあるように、GMOグループの株主優待には、「GMOクリック証券の株の売買手数料をキャッシュバックする」内容もあります。
具体的には、以下のグループ会社がGMOクリック証券の手数料キャッシュバックの優待を出しています。
GMOインターネット:100株保有で上限5,000円
GMOフィナンシャルホールディングス:100株保有で上限3,000円
GMOアドパートナーズ:100株保有で上限3,000円
GMOペパボ:100株保有で上限1,500円、200株以上保有で上限3,000円
つまり、株の取引に「GMOクリック証券」を利用して、GMOグループの株主優待を取得すると、売買手数料を大幅に安く抑えることができるのです。少し裏技な内容ですが、知っている人はかなりお得になります。
ここで、株主優待には、時期や内容の変更がありますので、最新の情報を入手することをおすすめします。
キャッシュバックがあるGMOグループの株主優待を見つけたい場合、下の画像のように、証券口座の銘柄検索で「GMO」と入力すると、GMOグループ企業が出てきます。
次に、「銘柄名」→「株主優待」の順位にクリックすると、株主優待がもらえる時期、優待内容、条件などがわかりますので、最新の情報を手に入れることができます。
また、キャッシュバックされる時期や条件などの詳細は、企業の「優待情報URL」をクリックすればわかりますので、優待取得前に確認しておきましょう。
3.GMOクリック証券は、IPOに穴場な証券会社
GMOクリック証券のIPO(新規公開株)取扱実績はとても少ないです。しかし、ライバル(口座数)も少ないため、IPOに穴場な証券会社と言えます。
IPOを抽選で買って初値で売ると勝率が高く、数十万円儲かることも多々あります。一方、IPOを取り扱っている証券会社は、銘柄ごとに毎回変わるのです。
GMOクリック証券は、普段はめったにIPOの募集がないため、IPOの申し込みを忘れる人も多いと聞きます。
特に、GMOグループの会社が上場するときに、IPOの配分が多いため、取りこぼしがないようにしたいところです。
GMOクリック証券を使って行うIPO投資に興味がある場合、グループサイトの「GMOクリック証券のIPO抽選方法やルール、IPO取扱実績、IPO当選のコツ」に抽選ルールなどをまとめていますので、良ければ参考にしてください。
GMOクリック証券で口座開設は不安? よくある疑問に回答!
ここでは、GMOクリック証券での口座開設時に生じる「よくある疑問」を3つ載せ、それぞれに回答していきます。
1.もしGMOクリック証券が倒産したら、預けていた口座の資産はどうなるのか?
万一、GMOクリック証券が倒産したら、預けていた資産がどうなるのか不安な人もいるかと思います。
しかし、上の画像にもあるように公式サイトによると、もしGMOクリック証券が破綻しても預けていた資産は無事に戻ってきます。
なぜなら、顧客の資産と証券会社の資産は分けて管理をしているので、顧客の資産が会社の負債の支払いに使われることはないからです。
つまり、銀行同様、預けている資金は保護されているので、GMOクリック証券に安心して資金を入れておくことができます。
2.GMOクリック証券から商品勧誘の電話はあるのか?
証券口座を保有すると、しつこい勧誘の電話がかかってくるのか気になっている人も多いと思います。
しかし、GMOクリック証券では、管理人の経験上、電話による商品の営業は一切ありません。
これは、おそらく人件費にコストをかけないためだと考えられます。つまり、店舗型証券(総合証券)のように、営業の担当者をつけないのです。そのぶん、株式売買などの手数料を安く抑えることができるのだと思います。
一方、電話での営業はありませんが、メールなどによる商品紹介やキャンペーンの案内はあります。
しかし、メールなら興味がなければ見ないこともできます。しかも、電話のように忙しいときに出る必要はなく、また断る労力も必要ありません。さらに、配信停止を希望すれば、メール配信を止めることもできますので問題ありません。
私は、興味が湧くタイトルのメールだけを開けば良いと考えていますので、メール配信の停止はしていません。
なぜなら、ときどき自分にとって有益な情報をもらえることがあるからです。そのため、最初はメール配信を希望しておき、読まないと思ったら配信停止をすることをおすすめします。
3.GMOクリック証券の口座開設の費用や口座管理料は?
GMOクリック証券の口座開設の費用、口座管理料はどちらも無料です。仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料はかからないので心配いりません。
総合的に考えると、GMOクリック証券は、株取引に必要な証券会社です。
もし、まだ口座を持っていない方は、早めの口座開設をおすすめします。GMOクリック証券の口座は、公式サイトから開設できます。
GMOクリック証券の口座開設の手順(画像付き)
GMOクリック証券の口座開設の手順(画像付き)、注意点をお伝えします。
1.GMOクリック証券の公式ページに行き、「口座開設はこちらから」をクリック
GMOクリック証券で口座を開設するために、GMOクリック証券の公式ページに行き、「口座開設はこちらから」をクリックします。
2.GMOクリック証券の口座開設フォームに必要事項を記入
証券口座を開設するために、名前や住所などの入力後、本人確認書類(マイナンバー含む)の提出が必要になります。
①名前や連絡先などの入力
名前、住所、連絡先などの必要事項を入力します。
②特定口座、GMOあおぞらネット銀行口座申込の選択
口座開設をするとき、特定口座、GMOあおぞらネット銀行口座申込の選択で迷う人もいるかと思います。
特定口座
特定口座特定口座(源泉徴収あり)にすることで、株の売買で得た利益に対してかかる税金を納めるとき、証券会社が納税を代行してくれます。
つまり、確定申告が不要になります。初心者や確定申告が面倒な人は、特定口座(源泉徴収あり)にしておくと良いでしょう。
実際管理人も、確定申告は面倒だと感じていますので、特定口座(源泉徴収あり)にしておき、証券会社に納税を代行してもらっています。
GMOあおぞらネット銀行口座申込
GMOあおぞらネット銀行口座の口座も同時に作ることができます。また、口座開設のキャンペーンなどをやっていることもあります。
ネット銀行の口座も開設しておくと、お得なこともありますので、「チェック✔」は入れたままでも良いかと思います。
全ての項目の入力が終わったら、「次の画面へ」をクリックします。
③投資に関する質問
投資に関する質問が出てきますので、正直に答えていきます。
質問の内容は、「投資方針、投資資金の性格、主な収入源、GMOを知ったきっかけ」など簡単な内容ばかりです。
④入力内容を確認して、「申し込む」をクリック
必要な情報を入力したら、内容に間違いがないかを確認します。その後、「申し込む」をクリックすると口座開設の申込が完了します。
⑤本人確認書類(マイナンバー含む)の提出
本人確認書類(マイナンバー含む)を提出するとき、「WEBアップロード」を選択すると、口座開設がスムーズにできます。
そのため、事前に「マイナンバーの通知カード」や「免許証」などの本人確認書類をスマホで写真撮影しておき、パソコンに転送しておくと、アップロードが素早くできます。
3.GMOクリック証券で初めて株取引をする
証券会社の審査が無事にとおれば、数日後にユーザIDとパスワードが郵送されてきます。IDとパスワードを入力してログインした後、初期設定を行って口座に入金すると、株取引が自由にできるようになります。
つまり、株取引の前に入金が必要になります。このとき、ネット銀行を使うと、資金移動が容易にできます。
(ご参考)GMOクリック証券と提携しているネット銀行
ゆうちょ | 三菱UFJ | 三井 住友 |
みずほ | りそな | ジャパンネット | 楽天 | 住信SBI ネット |
セブン |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
上の表に、GMOクリック証券で「振込手数料無料の即時入金サービス」が使えるネット銀行を載せています。
GMOクリック証券で株の取引をするなら、提携しているネット銀行を最低でも1つ以上は保有しておきましょう。
ここで、「本当にGMOクリック証券が良いのか?」が気になる人も多いはずです。
実は管理人は、IPO投資のために証券口座を20以上保有しています。こんなに多くの証券口座があると、あまり使わなくなってしまう証券会社も多いのです。
しかし、GMOクリック証券は、ネット証券の中でも安くて使いやすいですので、管理人もよく利用しています。そのため、株取引をする人に自信を持っておすすめできる証券会社です。