2018年4月に新しくサービスが開始されたため、DMM.com証券で株取引ができることを知らない人もいるかと思います。
一方、DMM.com証券は、株取引の手数料がトップクラスで安くて、株主優待検索機能もあります。そのため、DMM.com証券の口座を開設しようと考えている人も多いはずです。
しかし、「DMM.com証券を選んで良いのか? どのように口座開設すれば良いのか? 」が疑問な人もいるかと思います。
そこでこのページでは、「DMM.com証券の特徴、口座開設の手順(画像付き)と注意点」をお伝えします。
目次
DMM.com証券(DMM株)の特徴3つ
DMM.com証券をおすすめできる理由はいくつかあるのですが、ここでは厳選した3つの内容をお伝えします。
1.DMM.com証券は、取引手数料が安いので、株主優待取得に向いている
DMM.com証券は、ネット証券の中でも株の売買手数料がトップクラスで安いです。
以下の表に、証券会社の「1回あたり」の株式売買手数料(税抜き)を約定代金ごとにまとめています。
証券会社名 | 10万円まで | 20万円まで | 30万円まで | 50万円まで | 100万円まで |
むさし証券 | 75円 | 95円 | 175円 | 175円 | 320円 |
DMM.com証券 | 80円 | 97円 | 180円 | 180円 | 340円 |
SBI証券 | 90円 | 105円 | 250円 | 250円 | 487円 |
マネックス証券 | 100円 | 180円 | 250円 | 450円 | 1000円 |
松井証券※ | 無料 | 300円 | 300円 | 500円 | 1000円 |
※松井証券は「1回あたり」の手数料コースがないので、「1日定額制」の手数料を載せています。
表からもわかるように、DMM.com証券は、取引手数料がネット証券の中でもかなり割安です。
ただ、正直に言うと、手数料は最安値ではありません。しかし、株主優待の検索機能なども充実していて、使いやすい証券会社です。
DMM株から株主優待を検索して取得する方法は、当サイト内の「DMM.com証券(DMM株)を使って株主優待をもらう方法を解説!」に載せていますので、良ければ参考にしてください。
2.DMM.com証券は、初心者にも経験者にも使いやすい
初心者には、「DMM株 STANDARD」がおすすめ
株の初心者が高性能なツールを最初から使いこなすのは、正直難しいかと思います。
DMM.com証券の「DMM株 STANDARD」は、シンプルな注文画面です。そのため、初心者でも簡単に株の注文が出すことができます。
ここで、株取引に慣れてきたら、高性能なツールを使えば良いと考えています。特に、初心者は、使いやすさを重視して証券会社を選ぶべきかと思います。
経験者には、「DMM株 PRO」がおすすめ
株取引に慣れてきたら、インストール型取引ツール「DMM株 PRO」を使ってみましょう。
株の注文方法もいろいろあり、取引画面をカスタマイズすることもできますので、デイトレーダーにも使いやすいかと思います。
このように、DMM.com証券は、取引ツールが使いやすいので、初心者だけでなく経験者も利用しやすい証券会社だと言えます。
3.DMM.com証券は、取引手数料の1%がバックされ、DMM株ポイントが貯まる
DMM.com証券は、取引手数料の1%がバックされ、DMM株ポイントとして貯めることができます。ポイントは、1ポイント1円で換算されます。
例えば、取引手数料が800円なら、DMM株ポイントが8pt貯まります。
ただし、ポイントは、最低1,000pt以上貯めないと現金に交換できないので、意外と貯めるのは難しいかもしれません。
しかし、取引手数料をポイントとしてバックしない証券会社もありますので、少しでも還元されるのは嬉しいです。
DMM.com証券(DMM株)で口座開設は不安? よくある疑問に回答!
ここでは、DMM.com証券での口座開設時に生じる「よくある疑問」を3つ載せ、それぞれに回答していきます。
1.もしDMM.com証券が倒産したら、預けていた口座の資産はどうなるのか?
万一、DMM.com証券が倒産したら、預けていた資産がどうなるのか不安な人もいるかと思います。
しかし、上の画像にもあるように公式サイトによると、もしDMM.com証券が破綻しても預けていた資産は無事に戻ってきます。
なぜなら、顧客の資産と証券会社の資産は分けて管理をしているので、顧客の資産が会社の負債の支払いに使われることはないからです。
つまり、銀行同様、預けている資金は保護されているので、DMM.com証券に安心して資金を入れておくことができます。
2.DMM.com証券から商品勧誘の電話はあるのか?
証券口座を保有すると、しつこい勧誘の電話がかかってくるのか気になっている人も多いと思います。
しかし、DMM.com証券では、管理人の経験上、電話による商品の営業は一切ありません。
これは、おそらく人件費にコストをかけないためだと考えられます。つまり、店舗型証券(総合証券)のように、営業の担当者をつけないのです。そのぶん、株式売買などの手数料を安く抑えることができるのだと思います。
一方、電話での営業はありませんが、メールなどによる商品紹介やキャンペーンの案内はあります。
しかし、メールなら興味がなければ見ないこともできます。しかも、電話のように忙しいときに出る必要はなく、また断る労力も必要ありません。さらに、配信停止を希望すれば、メール配信を止めることもできますので問題ありません。
私は、興味が湧くタイトルのメールだけを開けば良いと考えていますので、メール配信の停止はしていません。
なぜなら、ときどき自分にとって有益な情報をもらえることがあるからです。そのため、最初はメール配信を希望しておき、読まないと思ったら配信停止をすることをおすすめします。
3.DMM.com証券の口座開設の費用や口座管理料は?
DMM.com証券の口座開設の費用、口座管理料はどちらも無料です。仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料はかからないので心配いりません。
総合的に考えると、DMM.com証券は、株取引のために持っておくと心強いです。
もし、まだ口座を持っていない方は、早めの口座開設をおすすめします。DMM.com証券の口座は、公式サイトから開設できます。
DMM.com証券(DMM株)の口座開設の手順(画像付き)
DMM.com証券の口座開設の手順(画像付き)、注意点をお伝えします。
1.DMM.com証券の公式ページに行き、「口座開設はこちら」をクリック
DMM.com証券で口座を開設するために、DMM.com証券の公式ページに行き、「口座開設はこちら」をクリックします。
2.DMM.com証券の口座開設申込フォームに必要事項を記入
証券口座を開設するために、名前や住所などの入力後、本人確認書類(マイナンバー含む)の提出が必要になります。
①名前や連絡先などの入力
名前、住所、連絡先などの必要事項を入力します。
②同時申込
信用口座、NISA口座も同時に作ることができます。
特に予定がないのであれば、「いいえ」にチェックを入れておいて問題ありません。もし、信用取引などがしたくなったら、後からでも口座開設ができますので、ここで急いで作る必要はありません。
特に、NISAは、1人1口座しか開設できませんので、どこの金融機関を選ぶべきかを少し慎重になるべきです。
③投資に関する質問
投資に関する質問が出てきますので、正直に答えていきます。
質問の内容は、「投資方針、投資資金の性格、主な収入源」など簡単な内容ばかりです。
④特定口座の選択
口座開設をするとき、特定口座の選択で迷う人もいるかと思います。
特定口座
特定口座特定口座(源泉徴収あり)にすることで、株の売買で得た利益に対してかかる税金を納めるとき、証券会社が納税を代行してくれます。
つまり、確定申告が不要になります。初心者や確定申告が面倒な人は、特定口座(源泉徴収あり)にしておくと良いでしょう。
実際管理人も、確定申告は面倒だと感じていますので、特定口座(源泉徴収あり)にしておき、証券会社に納税を代行してもらっています。
⑤本人確認書類(マイナンバー含む)の提出
本人確認書類(マイナンバー含む)を提出するとき、「アップロード」を選択すると、口座開設がスムーズにできます。
そのため、事前に「マイナンバーの通知カード」や「免許証」などの本人確認書類をスマホなどで写真撮影しておくと、アップロードが素早くできます。
3.DMM.com証券(DMM株)で初めて株取引をする
証券会社の審査が無事にとおれば、数日後にログインIDとパスワードが郵送されてきます。IDとパスワードを入力してログインした後、初期設定を行って口座に入金すると、株取引が自由にできるようになります。
つまり、株取引の前に入金が必要になります。このとき、ネット銀行を使うと、資金移動が容易にできます。
(ご参考)DMM.com証券と提携しているネット銀行
ゆうちょ | 三菱UFJ | 三井 住友 |
みずほ | りそな | ジャパンネット | 楽天 | 住信SBI ネット |
セブン |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
上の表に、DMM.com証券で「振込手数料無料の即時入金サービス」が使えるネット銀行を載せています。
DMM.com証券で株の取引をするなら、提携しているネット銀行を最低でも1つ以上は保有しておきましょう。
ここで、「本当にDMM.com証券が良いのか?」が気になる人も多いはずです。
実は管理人は、IPO投資のために証券口座を20以上保有しています。こんなに多くの証券口座があると、あまり使わなくなってしまう証券会社も多いのです。
しかし、DMM.com証券は、ネット証券の中でも安くて使いやすいです。新しい証券会社ですが、今後は積極的に利用していきたいと思います。お気に入りの証券会社になりそうです。